P150 始動!
先ずはガソリンが入っているかチェック。
ベスピーノより高級な、シートロックリリースボタンです。ちょっとシートを押してからボタンを押すのが宜しいようです。
この辺の造りを見ると、高級感すら漂います。昔のヒコーキの造りって、やっぱこんな感じなんでしょうか?
んが、その裏に隠された、衝撃のガソリンタンクキャップ内側。
もはやこれまでか!のガソリンタンク内部と異臭を放つガソリン。このガソリン、3年以上モノですね?
エンジン周辺は恐るるに足らぬヤレ具合。キックしてみたら、圧縮・潤滑とも大丈夫そう。
プラグは、まずこのままではかからないだろうという程の汚れ具合。クリーナーで清掃。ハイテンションコードに付けてボディーでアースとってキックしたら、ちゃんと火花が飛びました。これなら点火系は(点火時期はともかく)問題ないでしょう。
どう見ても燃料系はダメそうなので、ウチのベスピーノ:V50S から混合ガソリンを貰い、「直噴」で始動させてみることにしました。完全クローズドガレージ保管のウチのベスパのガソリンタンク、綺麗でしょ?
以降の写真は無いのですが、プラグ孔から数cc混合ガソリンを注入、綺麗にしておいたプラグを手早く付けてキック! おお、かか…ったけど止まった(^^;。何度やっても同じ結果です(因みに毎回プラグは綺麗にします)。注入した分のガソリンが掃気されると爆発は続かないようです。
■以下ガレージ魔窟の診断結果
ガソリンタンク、キャップ、キャップのパッキン、フューエルコックのパッキン、フューエルチューブの交換、キャブのOH(パッキン類交換)をお勧めします。それ以外の点は、先ずはエンジンがちゃんと動いて、走り出してからと思います。
大変そー(^^;
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ガソリンタンクのキャップまわりは昔乗ってたP125Xと同じで懐かしいです。
が,キャップ裏の様相は確かに衝撃的でありますね(^^;
レストアがんばってください!
...ってリトルホンダもだ~(+_+)
投稿: たにやん | 2011年5月 4日 (水) 23時26分
>レストア
う~ん、誰がやるんだろう(^^;。パーツ代がかからない範囲でチョコチョコいじろうかと思ったのですが、ヘインズのマニュアルが行方不明です。
投稿: Pawpaw | 2011年5月 5日 (木) 06時16分
レストアなんていうと大事になりそうですが(^^;
まずはエンジンが調子よく吹けて,シフトが気持ちよく決まって,サスがちゃんと仕事して,あとはステムベアリングにグリスをくれてやれば...ってすでに大事ですね~(笑)
こちらは,テキトーなキャブをどこかで拾ってこなくては...
タンクの錆び落としと防錆はそのあたりのメドが立ったら着手しますです。
投稿: たにやん | 2011年5月 7日 (土) 00時49分
たにやんさんへ
リトルホンダにはモンキーのキャブが使えるんですね。
http://www.rcfan.net/lhonda/8.html
社外品だと大抵ボア径が大きいので、純正の中古が狙い目でしょうか。ヤフオクで中古で5000円、なんてのもありました。
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k140736679
残り15時間じゃダメかなぁ(^^;。
投稿: Pawpaw | 2011年5月 7日 (土) 09時57分
検索してもらいありがとうございました
PC50だとだいぶカブに近づくんですが,P25の場合や完全独自路線で空気の流れが上から下(ダウンドラフトでしたっけ)なので...オリジナルのキャブをもう一度いじってみます。
パッキン類は流用できるといいなぁ。
投稿: たにやん | 2011年5月 8日 (日) 08時42分
>P25の場合や完全独自路線
うわーそうでしたか。こりゃ難儀=タノシミですね(^^;。
パッキン類は自作・流用しかないのではないでしょうか。
では!
投稿: Pawpaw | 2011年5月 8日 (日) 19時46分