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2011年6月19日 (日)

Tango の疑惑

昨日、長女が自動車教習所の申し込みに行くと言うので、送りがてらバイクショップロミオ多摩店に Tango 125 と 250 を見に行きました(ずいぶん距離比が大きいぞ!)。

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狭山市入曽駅近くの、以前親子で狭山市長を勤めた町田さんち近くの、狭山自動車教習所です。自動2輪の教習も行っていて、入り口に HD XL883L がで~んと置かれていました。提供・協賛はセントラル所沢(^^;。

そして、ロミオ多摩店。あ、店舗の写真撮るの忘れた(^^;。Tango の試乗車はなかったのですが、店内で跨ったりしました。

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Tango 250 のエンジン周り。

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リアサス&スイングアーム付け根(ピボット)周り。

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125 のエンジン周り。

実車はセローかそれより小さい程度で、取り回しは更に軽い印象です。まるで 50cc。まぁ、このままのサイズで 50cc モデルもありあすから。各部の造りは予想したレベルで、高級ではないが手抜きは無いかなってところですが、クリアを吹いていない塗装などはチョット意見が分かれる所(うわっ安っぽ!とか)。機能的に難点になりそうな所は、フロントブレーキマスターシリンダーとレバー付近。造りが弱々しく、余り強力なブレーキではない印象を持ちました。ショックだったのはリアショック。125、250 ともリンク式ではありませんでした。ネットで調べると、2010年モデルからは 125 はリンク式のようで(*1)、先にダウンロードしたオーナーズマニュアルにもそのような構造が写っています(もっともこれは 250 のマニュアル)。もしかして、初期型(2009年式)はリンク式ではなく、ロミオさんの在庫は2009年式なんでしょうか。裏を取るならコンロッドさん扱いのモデルも調べるべきですね。

*1:ここ↓とかの 125 は明らかにリンク式。リアがリンク式でない Tango も多く見かけます。

 http://www.bikez.com/motorcycles/rieju_tango_125_2010.php

※上のURLにある Tango 125 はエンジンが YAMAHA となっています。Minalelli 製造 YAMAHA 銘なのか、2010年から YAMAHA に変わったのか? 謎です。

本国の Rieju のスペックでは 250 が「Mono-Shock shock absorber」で、125、Pro 125 が「Mono-Shock shock absorber PRS system」(PRS=Progressive Rear Suspention ?)とありますから、やはり最新版でも 250 モデルは単なるモノショックで、リンク式があるとすれば 125 / Pro 125(後者は日本未入荷?)である可能性が高いです。

というわけで、昨日は下見だけ。リアリンク式が手に入らないのであればと、帰りに色々考えてしまいました。

 1)HD XL883R にオーリンズ&スポーツシート
 2)BMW R100GS 腰上 OH → カムシャフトBBまで逝ってて腰抜け OH
 3)いっそ SEROW にしたら?

煩悩の連鎖は止まりません(^^;。

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コメント

リエフを調べていたところコチラに行き当たりました。
tabgoのエンジンは、ある時期からyamaha>LONCINとなった様です。

本家HPの紹介、及び画像にあるモデルはLONCIN版ですね。

LONCIN=日本ではロンシンと呼ばれる中国製です。
元を辿るとCB125JX系のコピーとなります。
tangoの250ccはftr223と準同型。
125ccはspec表記のボアスト54x54mmがネックで、
いまひとつベースが不明なのですが、
開けたら一般的な56.5×49.5という可能性もあります。

投稿: 通りすがり | 2011年6月21日 (火) 12時57分

通りすがりさんへ

情報ありがとうございます。

そうですか、エンジンは中国製ですか。偏見は少ない方ですが、ちょっとガッカリです。加えて、昨年50と125はリアサスの方式が変わったようで(モノショック→モノショックリンク式)、現在日本で入手出来る125がリンク式なのか判然としません。50はリンク式が手に入るようです。

それではまた!

投稿: Pawpaw | 2011年6月21日 (火) 16時02分

調べたら Loncin って BMW F650 のエンジン(単気筒の方かな?)の組み立てもやってた会社なんですね。F650 のエンジンは BMW と Rotax との共同開発で、当初は Aprilia が組み立てだそうですから、どこかで Loncin に移ったのでしょう。

というわけで、Rieju Tango 125/250 を、エンジン組み立て会社が理由で忌避する理由はなくなりましたが、雛形のエンジンがホンダというのが、これまた引っかかってたりして… 好きなエンジンは幾つかあるんですけど、FTR223 は未体験です。

投稿: Pawpaw | 2011年6月22日 (水) 12時14分

よくよく読ませて頂いたら、お悩みなのはサス周りなのですね。突然中華エンジン話しなど持ち出して失礼致しました。

コピー品というモヤモヤさえ克服できれば、件のエンジンの素性は悪いものではありません。
元になったCG/CB125から独自進化しているので色々と異なった部分もありますが、大筋で互換性が維持されている=国内で互換パーツが入手可能というのがなによりのメリットです。

ただ、自身で一台中華バイクを飼っている経験からいくと、正直初期はいろいろとあると思います。

投稿: 通りすがり | 2011年6月22日 (水) 13時07分

通りすがりさんへ

リアサスもそうですが、やはりエンジンの素性・出力特性・耐久性・維持費等、エンジンに関わる性能・性格はバイクの楽しみを大きく左右する部分ですので、頂いた情報は大変参考になりました。改めてお礼申し上げます。

さて、現在は中古の SEROW225 が予算上最も現実的な候補です。ただ、フツーのバイクじゃ面白くない体質なので、沼に落ちてみたい気持ちは常にあります(^^;。

それではまた!

投稿: Pawpaw | 2011年6月23日 (木) 07時59分

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